アンニョンハセヨ!
YOULOVEKOREAのキムです!
『韓国人にとって「죽다(死ぬ、亡くなる)」はどんな意味ですか?』
いつか生徒さんからこんな真剣で深い質問を受けたことがあります。
韓国で生活する以上、
気になるのも当然だと思います。
韓国での「죽다(死ぬ、亡くなる)」は、
本来の意味とは別に、仲がいい友達同士でカジュアルな感じで使う場合が多いからです。
① 죽고 싶냐?/ 죽을래? (死にたいのか) ② 너 죽어~(お前死ぬよ〜)
:「ふざけんな」くらいの意味で使うことが多いです。
③ ~죽을 뻔했어(直訳:死ぬところだった)
:とても大変だった
①、②の表現は親しい関係で使える表現ですが、
③ ~죽을 뻔했어の場合は年齢と関係を問わず幅広く使える表現であります。
韓国語を初めて習う外国人にとっては驚くほど過激な表現ですよね。😁
でも本当によく使われるで覚えるといいです。
と言うことで今日は、
「~죽을 뻔했어」と基本文形の「~ㄹ/을 뻔하다」の使い方について紹介したいと思います。

まず「~ㄹ/을 뻔하다」から行きましょう!
뻔하다
意味
~ㄹ/을 뻔하다
するところだった
語幹にパッチムがない場合
가다(行く) → 가 + ㄹ 뻔하다 → 갈 뻔하다
語幹にパッチムがある場合
죽다(死ぬ・亡くなる) → 죽 + 을 뻔하다 → 죽을 뻔하다
語幹のパッチムが[ㄹ]の場合
살다(住む) → 살 の [ㄹ 脱落] → 사 + ㄹ 뻔하다 → 살 뻔하다
例文
하마터면 내릴 역을 지나칠 뻔했어요.
지나치다:通り過ぎる
既に降りる駅を通り過ぎるところでした。
늦잠 자서 비행기를 놓칠 뻔했어요.
놓치다:乗り遅れる
寝坊して飛行機に乗り遅れるところでした。
까딱하면 핸드폰을 떨어트릴 뻔했어요.
떨어뜨리다:落とす
ひょっとしたら携帯を落とすところでした。
하마터면 불이 날 뻔했어요.
불이 나다:火事になる
既に火事になるところでした。
너무 맛이 없어서 토할 뻔했어요.
토하다:吐く
非常にまずくて吐くところでした。
(本当に吐くのではなくそれほどまずいということを強調する俗語)
죽을 뻔하다
意味
죽을 뻔하다
死にそうだ、(死にそうに)大変だった、たまらない
죽다(死ぬ) → 죽 + 을 뻔하다 → 죽을 뻔하다
例文
겨울에 몽골에 갔다가 얼어 죽을 뻔했어요.
真冬にモンゴルに行ったら凍死するところでした(とても寒くて大変でした)。
매운 김치를 먹고 배가 아파 죽을 뻔했어요.
辛いキムチを食べてお腹が痛くて死にそうでした(とても痛くて大変でした)。
이틀 연속 돈카츠만 먹었더니 느끼해서 죽을 뻔했어요.
느끼하다:脂っこい
2日連続とんかつだけ食べたら脂っこくて死にそうでした(とても脂っこい感じでした)。
어제 조카 만났는데 귀여워서 죽을 뻔했어요.
昨日甥っ子に会ったんだけど、可愛くてたまらなかったです。
어제 소음때문에 시끄러워서 죽을 뻔했어요.
昨日、隣の騒音のせいでうるさくて死にそうだったよ(うるさくてとてもつらかったよ)。
まとめ
いかがでしょうか。
基本の「ㄹ/을 뻔하다」もそうですが、
「죽을 뻔하다」はかなりよく使う表現っていうのが分かりますよね。
本当に死にそうだったと死ぬほど大変だったの区別がまだ難しい方は、
下の例文を参考にしてください!
例文
어제 차에 치어 죽을 뻔했어.
昨日車にひかれて死にそうだった。
어제 바빠서 죽을 뻔했어.
昨日忙しくて大変だった。
この二つの例文で違いがはっきり分かるでしょう!

ここまで
皆さんの韓国語を応援するキムでした!
ご質問がありましたらお問い合わせフォームか或いはコメントから送ってください!