皆さん!
韓国語で
相手に対する呼称として使う
「당신」と「너」の違い
分かりますか。
知り合いに対しては
「이름(名前)」で呼ぶことが多いですが、
普段の呼称として
「당신」と「너」もよく使います。
「タンシン・ノ」とは?
簡単に言うとこうなります。
당신
➡︎ あなた
너
➡︎ お前、君
でも
この「당신」と「너」は
相手や状況によって
訳が少し異なることがあります。
당신(タンシン)の使い方
まず
당신 を使う4つの場合です。
① 同等の相手に対する呼称
② 目上の人を敬って言う第3人称代名詞
③ 夫婦の間で相手を指す語
④ (広告文などで) あなた、皆様
以下の例文をみてみましょう。
① 당신이 먼저 때렸잖아.
☞ あんたが先に殴ったじゃないか。
※ ① 당신の場合、
知らない相手には怒ったりする時に使うので、
普段は使わない方がいいです。
② 아버지는 당신이 직접
모든 일을 하신다.
☞ 父上はすべてのことを直接
ご自身でなさる。
③ 어머님에게 당신이 말해요.
☞ お母さんにあなたが言いなさい。
※ ③ 당신の場合、
夫婦の間で使う場合が多いです。
④ 당신의 소중한 피부를 위하여!
☞ あなたの大切なお肌のために!
너(ノ)の使い方
너 の場合は
相手が限られている特徴があります。
너
:(相手が友達又は
目下の人の場合に使う)
君、お前
너 は [助詞の'가'] が付くと
「네가」になります。
今日は、
「당신」と「너」の使い方を
例文を使って覚えてみましょう。
당신 / 너
意味
당신
英 you / darling, honey
日① あなた
② ご自分
③ お前
④ 君
⑤ 皆様
✔︎ 당신の発音は⬇︎
너
英 you
日 君、お前
✔︎ 너の発音は⬇︎
「너」の発音
☞ 韓国語の母音「ㅓ」は
口を広げた状態で [オ] と発音するので、
「너」は
口を横に広げた状態で
[ノ] と発音してください!
例文
당신:あなた、ご自身、お前、君、皆様
당신 바보야?
あんたあほか?
당신만을 사랑해요.
あなただけを愛しています。
어머니!
당신을 존경합니다.
お母さん!
あなたを尊敬します
(尊敬しています)。
당신의 보험은 안전합니까?
あなた(皆様)の保険は安全ですか。
왜 당신이 참견해?
* 참견하다
:おせっかいする、口出しする
なんでお前が口出しするの?
너:君、お前
너의 이름은.
君の名は。
너 몇 살이야?
あんた、いくつ? / 君、何歳?
네가 좋아.
* 네가
:あなたが、お前が、君が
あなたが好き。 / お前が好き。
너 어제 뭐 했어?
お前、昨日何したの?
너네 공부 잘 하고 있어?
* 너네
:お前たち、君たち
お前たち勉強頑張ってるの?
まとめ
いかがでしょうか。
당신 と 너 の
色んな使いが分かりましたか。
□ 당신
① あなた
② ご自分
③ お前
④ 君
⑤ 皆様
✔︎ 당신の発音は⬇︎
□ 너
☞ 君、お前
✔︎ 너の発音は⬇︎
簡単に言って
당신 は[あなた]として
너 は[お前]として
覚えればいいと思います。

ここまで
皆さんの韓国語を応援するキムでした!
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